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ジャパンハイドロテクトコーテイングス・光触媒について

弊社で扱っている主な仕様として、アクリル塗料・ウレタン塗料・シリコン塗料・フッ素塗料・遮熱塗料etcでありますが、タイル等で有名な“TOTO"一般汎用塗料メーカーの“オキツモ"の共同で作られた、ジャパンハイドロテクトコーティングス社の製品“光触媒"を扱うために、平成14年10月に、認定施工店に登録するための技術講習を受けました。

光触媒の概要からはじまり、作業上の注意点や作業工程等、従来に無い作業方法に戸惑いを隠せない方が多数見られました。

会社に帰り社員にも説明をしましたが、工事価格の低迷の時代に材料費等が高いなど、どう一般社会に普及させるか大きな課題が多数ありました。

そこで何件から集合住宅のオーナー様にテスト施工のお話をさせて頂き、壁一部、南側1面など施工をさせて頂いた結果が1年目は汚染ひとつ見当たらない塗膜には、正直驚きました。

そこで本施工として全体をコーティングし、平成15年〜30件以上集合住宅・戸建等施工し、一番古い施工で5年前後 水垢による汚れ等は無く、無機系の汚れ(土・泥)が付着した個所に関しては、水洗いをすると落ちる状態に私を含めオーナー様も驚いておりました。

あるオーナー様に君達の仕事が無くなってしまうのでないかと、冗談混じりに言われ、塗装が15年近く長持ちすると、本当に仕事が無くなると少し思った次第です。

現在も、多数の施工実績と経験を基に、お客様にご提供してまいりました。 これからもお客様、そして地域の方々に喜ばれる環境づくりに励んで参ります。

施工しての感想

平成21年4月現在、ハイドロテクトカラーコートを使用した物件は、10棟です。クリアーコートは、まだございませんので、カラーコートECO700に際してお話いたします。

通常で使われる、ウレタンやシリコンセラミックと違って、塗料のやわらかさを感じました。ドロドロということではなく、トロトロした感覚です。

下塗りに関しては特に作業性等の問題は見当たりませんが、中塗りをおこなった時です。(上塗り1回目とも言います)全体的に一度塗った壁面ですが、ちょっと希釈を間違えたのかな?と思わせる程(計量器でおこないましたが)透けて見えたのです。その後上塗りをかけましたが、この段階で漸くしっかり塗ったな!という状態になりました。乾いた後は、しっかりと塗膜がついている感じで、艶消しのしっとりした状態になりました。

汎用塗料の多くは、中塗りを行った際に、綺麗に仕上がったじゃないの!もう上塗りはしなくても良いのではと思うぐらいのことですが、カラーコートに限っては、きちんとトップを2回しないと見本り通りにはなりません。従いまして、当然のことながらごまかしが聞きません。(他の塗料で1回塗りでごまかしているという意味でありません)それだけに、丁寧でしっかりした施工店さんではないと難しいのではないか?と思う次第であります。

最初のお客様のところへ、一年後確認に行った時のお話です。

汚れやすいベランダの内側ですが、たまたま汚れがついていたようです。水をかけてブラシでこすろうと思ったのですが、なんと水をかけただけで、その汚れが流れてしまったそうです。お客様より伺いまして、カラーコートの良さを改めて知ることとなりました。

省エネ屋根用遮熱塗料パラサーモ

省エネ屋根用遮熱塗料パラサーモ:従来品に比べ、屋根の裏面温度を15〜20度低減!

屋根の表面に直射日光が当たると熱となり、屋根の温度が急激に上昇するとともに、屋内も暑くなり、たいへん不快な環境になります。当社ではその温度上昇を抑えるために次世代航空機(SST)用塗料の最新技術を応用し、太陽光熱に対する抜群の反射率と熱放射率に優れた遮断塗料「パラサーモ」を使用。 この「パラサーモ」は、屋根の裏面温度を従来の屋根用塗料と比較し”15〜20℃”も低減させることに成功した画期的な屋根用遮熱塗料です。

市販品に比べ、屋根の裏面温度を15〜20℃低減!!  【当社遮熱及び照射試験の結果】

条件:外気温35℃ 夏の晴天時、午後12時30分の測定(屋根の色:ブラック)

1.優れた遮熱性を発揮

太陽光に対する反射率の優れた着色顔料と、熱放射率に優れたセラミックを採用することで、抜群の遮熱性能を高めることを可能にしました。各種の屋根(鋼板屋根、トタン屋根、新生瓦、波形ストレートなど)に塗装することで、室内への熱の侵入を遮断し、室内温度の上昇を抑えることができます。 エアコンなどの空調設備の省エネ効果に抜群の性能を発揮します。

特徴

屋根の温度が10℃以上下がり、
夏の2階の部屋も快適です。

材料

上塗り材(パラサーモ)
下塗り材(浸透シーラー・プライマー)

遮熱試験(屋外)
遮熱試験(屋外)グラフ

夏の晴天時、測定ボックスを屋上に設置し、パラサーモのブラックを塗装した塗板の裏面温度およびボックス内部の温度を測定しました。塗板の裏面温度は、市販品では最高温度が80℃に達するのに対し、パラサーモは65℃で、15℃の差が認められました。また、ボックスの内部温度は、市販品では最高60℃近くに達するのに対し、パラサーモは50℃で、約10℃の遮熱効果が認めらまれました。

遮熱試験(屋内)
遮熱試験(屋内)グラフ

グレーを塗装した塗板を室内でランプ照射し、裏面温度を測定しました。市販の通常塗料では35分後に最高温度が78℃に達するのに対し、パラサーモは57℃で、21℃の差が認められました。パラサーモは、市販品の通常塗料に比べて遮熱効果が高いといえます。

2.優れた塗膜性能

気などの環境問題に対応した実績のある「NAD系樹脂」がベースのため下地の影響を受けにくく、塗り替え適正に優れています。また、強靭なウレタン結合により、酸性雨や紫外線および耐性に優れるとともに、高い耐久性があります。

既存塗膜に対する上塗性
既存塗膜に対する上塗性の表
サンシャインウエザオメーター促進曝露実験
サンシャインウエザオメーター促進曝露実験

3.カラフルな色彩と光沢のある外観

屋根用として人気の高い光沢のあるブラック、ブルー、ブラウン系などの18色の標準色(常備色)をとりそろえています。建物や周辺の環境にマッチし、一般住宅や工場の屋根などに幅広くご利用いただけます。

4.防藻・防カビ性による高耐久

当社があつかうの防藻・防カビ塗料「モルドクリーンシステム」の配合技術を応援することにより、長期にわたって藻やかびから屋根を確実に保護します。

日本特殊塗料ホームページ http://www.nttoryo.co.jp

省エネ効果のシミュレーション

首都圏の会社事務所を想定して、夏季の冷房負荷(冷房の妨げとなる外部からの熱の進入)をどれくらい低減できるかシミュレートしてみました。あくまでもシミュレーションなので、設定条件は非常に限定的ですが、参考にはなるのではないかと思います。

建物条件:

建築面積・・・ 1,568u (112mx14m)
室内高さ・・・ 4.7m
屋根材質・・・ 鋼板 (厚さ0.6mm)
外壁材質・・・ コンクリート (厚さ300mm)
床面材質・・・ コンクリート (厚さ200mm)
窓ガラス・・・ 普通ガラス (厚さ3mm)

想定条件:

a. 事務所使用時間帯は9:00〜18:00、社員50人が使用
b. 冷房運転時間帯は8:00〜18:00
c. 冷房設定温度は26℃ (湿度は55%RHと想定)
d. 時間当たりの換気量は737立米 ⇒ 時間当たり換気回数が0.1回
e. 屋根から進入する熱を全て冷房負荷とする
f. 計算プログラム『HASP/ACLD/8501』で計算

計算結果:

下の表をご覧下さい。4ヶ月間の総冷房負荷が約43%低減されるという結果を得られました。これを冷房に要するエネルギーに換算すると約19,700kW/hとなり、このエネルギーを原油で換算すると何と約52.2キロリットルになるそうです。地球にやさしいですね。

 

一般塗料

遮熱塗料

差 異

6月

14,878

6,783

-8.095

56%down!

7月

34,049

19,187

-14,862

44%down!

8月

41,129

23,815

-17,314

42%down!

9月

20,675

13,534

-7,141

35%down!

合計

110,731

63,319

-47,412

43%down!